クラアク芸術堂 新人公演2017『ダイイング・レッスン』
【ストーリー】
男は自殺の場所に人気のない廃屋を選び、手製の爆弾で死ぬことを試みる。
そこに作家がやってきて自殺の気をそいだり、
誘拐犯と誘拐された女がやってきて、誘拐犯は目撃者である男を殺そうとする。
最後の言葉を許された男は、女に愛の告白をしてしまうのだが……。
【作・演出より】
今年にメンバーが研修生として入り、彼ら彼女らの活動の機会を作らねばと思い今回の新人公演が企画された。この公演の出来で、今後、いろんなところから声がかかる役者になるか、そうならないかなんかが決まるかもしれない。舞台上で魅力のある人間は求められるし、そうでない人間は求められない。舞台はそういうものなのだが、改めて考えると残酷な場所だ。
さて、今回の新人公演を企画するにあたって企画運営委員の山木眞綾という女から「力作を書け」という注文をつけられたので、僕は「力作」を書かなければいけなくなってしまった。しかも予算の都合上、「舞台装置ほぼなし」「照明効果ほぼなし」「舞台空間が狭い」「衣裳も小道具もほぼ予算なし」という条件である。それでも僕は多くの人が上演したくなってしまうような「力作」を書いてしまった。もちろん楽な道のりではなかったが。「自分で力作とか言ってるような作品なんてロクなもんじゃねーよ」とか思ったあなた、どうぞ「力作」かどうか確認しにきてください。
<作・演出>
こさべあきひろ
<出演>
(Aチーム)高橋寿樹、八木友梨、佐藤誠、遠山くるみ
(Bチーム)若月篤、檜山真理世、中村雷太、佐藤智子
<上演日時>
7月14日(金)20:00(A)
7月15日(土)11:00(B)/14:00(A)/17:00(B)/20:00(A)
7月16日(日)11:00(A)/14:00(B)/17:00(A)/20:00(B)
7月17日(月祝)11:00(B)/14:00(A)/17:00(B)
※開演の30分前から入場できます。
※ダブルキャスト制。(A)はAチーム、(B)はBチームのキャストが出演いたします。
<会場>
レッドベリースタジオ
(札幌市西区八軒2条西1丁目)
※会場に駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。