愛さなければ子供はできないんでしょう?
性にめざめはじめた少年少女たち。
勉学の競争。自慰。友人の母親への借金。自殺。同性愛。売春。
性交。妊娠。図解入りの子供をつくる方法の文書。
堕胎と事故死。墓地。首なしの友人。死への誘い。生への回帰。
大人からの期待や抑圧、揺れ動く少年少女。
【『春のめざめ』とは】
フランク・ヴェーデキントの戯曲。1891年出版。思春期の少年たちの性への目覚めと、それに対する大人たちの抑圧、その結果として起こる少年たちの悲劇を描いた3幕の作品。検閲により上演禁止の措置がとられ、15年を経た1906年になって初演された。ある日、優等生のメルヒオールは、友人で劣等生のモーリッツに自作の「子供の作り方」の図解入り資料を渡すと約束する。落第が決定したモーリッツはアメリカに渡るためメルヒオールの母親に金を借りようとするも断られ、遂にはピストル自殺をしてしまう。メルヒオールは幼馴染のヴェントラを襲い、ヴェントラは妊娠してしまう。ヴェントラの母親は「子供の作り方」を子供に教えなかったことを後悔しつつ堕胎させることにするが、堕胎薬が原因でヴェントラは死んでしまう。メルヒオールの行いを知った両親はメルヒオールを更生施設に入れるが、メルヒオールは脱走し墓地に辿り着き、ヴェントラの墓を見つけてしまう。
<上演日時>
2018年11月22日(木)~25日(日)
22日(木)19:00 23日(金祝)14:00/19:00 24日(土)14:00/19:00 25日(日)14:00
※開演の30分前から入場できます。
<会場>
扇谷記念スタジオ シアターZOO
(札幌市中央区南11条西1丁目ファミール中島公園B1F)
・地下鉄南北線「中島公園駅」1番出口より徒歩5分
<チケット料金>
一般2,000円 学生1,500円(前売・当日ともに)
※学生料金のお客様は学生証のご提示をお願いする場合がございます。
【早割料金】10月21日(月)までにチケットをご予約・ご購入のお客様は、早割料金1,500円で販売いたします。
【10月1日(月)チケット発売開始】
<チケット購入>
●エヌチケ●
公演当日会場チケット受け取りで各種手数料無料。
●ローソンチケット●
Lコード:17614
●大丸プレイガイド●
<出演>
高橋寿樹(クラアク芸術堂) 中村雷太(クラアク芸術堂) 八木友梨(クラアク芸術堂)
メイケ祥子 小川沙織 髙岡諒一(劇団不退転/熱濃硫酸906) 増田駿亮
廣瀬拓哉 富谷湖雪姫 森大輝(北海学園大学演劇研究会)
<スタッフ>
脚色・演出:小佐部明広
舞台美術:高村由紀子
照明:高橋正和
衣裳:佐々木青
音響・宣伝美術:小佐部明広
小道具:大川有沙実
制作:植津恵
主催 北海道演劇財団 NPO法人札幌座くらぶ クラアク芸術堂企画運営員会
協力 さっぽろアートステージ2018実行委員会 札幌劇場連絡会
助成 平成30年度劇場・音楽堂等機能強化推進事業 ◇シアターZOO劇作家育成公演◇
制作協力 ダブルス 後援 札幌市
プロト・パスプアとは?
2017年結成。「純文学」と「身体」と「声」をキーワードに、
舞台表現の可能性を模索し追求するクラアク芸術堂内の実験グループ。
ディレクターは小佐部明広。